配管位置の確認

 

 
計画中の住宅模型を作成中に、長年使っていたデザインナイフの替え刃が切れたことに気付いた。

 
早速、ネットで調べたがどうも入手不可能か・・・。
別に模型を作ることが仕事の目的ではないので、デザインナイフにこだわる必用はまったくないが、1本のナイフを30年ほど使ってきたので、愛着がある。
 
 
現場でキッチンの配管位置のチェックを行なった。
 
設備工事会社、家具製作会社、それぞれと図面をもとに慎重に進め、キッチンのワークットップ作成前に、再度、位置の確認をした。
 
床下の給排水管のメンテナンス用として床下収納をつけるが、その位置も確認。

 

 

 2011.09.23

 

 お風呂場

 

 
浴槽を据え付ける。
 
最近はユニットバスが便利で、1日もあればキレイなお風呂場が出来上がるが、今回はタイル貼りの浴室を仕上げる予定。
浴槽、窓、入口、水栓・・・一つ一つの位置がタイル割りと関係するため、その都度、位置を確認しながら進める必用がある。
「ある約束事で全体が決められる」といったことが建築には多い。
タイルの他には畳、窓の場合もある。有名なのは垂木の間隔で社寺全体が決められる(枝割)。
これらには、統制された奇麗さを感じる。
以前は、タイル貼りのお風呂は、肌触りが冷たく、お湯も冷めやすいということで、ユニットバスが急に広がったが、今では高性能の断熱材とタイルも冷たく感じることが少ないモノが出てきたために、改善されている。
現場は少しずつ仕上げ工事が進んでいる。
 2011.09.22

 

 現地調査

 

 
新築住宅のVE案(減額案)の検討をすすめているが、なかなか思い通りにはいかない。
 
そん中、気分を変えることにもなるか、木造の既存建物の調査を行なった。
笏谷石の上に柱が立つ石場建てで土壁、下見板張りのこの木造建築は、築年代が不明で、別棟の建物が渡り廊下でつながるような増築も行なわれている。
建て替えとも改修とも、現状では決められてはいないが、まずは改修が可能かどうかを判断するために、天井裏から床下まで調査することにした。
2階床組の方法や合掌を用いた小屋組が確認でき、おそらく昭和30年代につくられたのではないだろうか。
 
今回は予備調査として、今後、耐震診断なども行い方針を決定したい。
 2011.09.21